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風呂トイレ一緒の賃貸はやめた方がいい?ユニットバスのメリット・デメリットを解説

【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。

一人暮らしの部屋探しで、家賃を大きく左右する条件の一つが「バストイレ別」か「風呂トイレ一緒(3点ユニットバス)」かという水回りの構造です。

「風呂トイレ一緒の物件はやめた方がいい」という意見をよく耳にしますが、すべての人が後悔するわけではありません。家賃や立地を最優先したい人にとっては、むしろ賢い選択肢になることもあります。

この記事では、不動産のプロの視点から、風呂トイレ一緒の賃貸物件のリアルなメリット・デメリット、ユニットバスの正しい意味、そして入居後に後悔しないためのチェックポイントを徹底解説します。

風呂トイレ一緒の賃貸はやめた方がいい?まず結論

水回りの条件で迷っている方へ向けて、部屋探しの基準となる結論を整理します。

家賃を抑えたい人には選択肢になる

風呂トイレ一緒の物件は、バストイレ別の物件と比べて安く設定される傾向にあります。

特に、家賃相場の高い都心部や駅近エリアでは、水回りの条件を妥協することで、希望する立地の物件を予算内で探しやすくなることがあります。

経済的な負担を減らしたい人にとって、非常に有力な選択肢です。

清潔感や使いやすさを重視する人は後悔しやすい

「床が濡れていて靴下でトイレに入れない」「シャンプーの泡がトイレに飛ぶ」「来客時に気まずい」といった特有の不便さがあるため、水回りの快適さを重視する人はストレスを抱えやすくなります。

風呂トイレ一緒でも物件によって使い勝手は違う

同じ「風呂トイレ一緒」でも、ビジネスホテルのように清潔で換気設備が整った物件もあれば、築古でカビ臭く、トイレと浴槽の隙間が極端に狭い物件もあります。

ひとくくりにせず、個別の物件状態を見極めることが重要です。

一人暮らしでは家賃・立地・設備のバランスで判断する

「絶対にバストイレ別」と条件を絞りすぎると、希望エリアに住めなかったり、予算を大幅にオーバーしたりします。

「家賃の安さ」と「毎日の水回りのストレス」のどちらを許容できるか、ライフスタイルに合わせて判断してください。

風呂トイレ一緒とは?ユニットバスとの違い

ユニットバスの種類(1点ユニットバス・2点ユニットバス・3点ユニットバスの違い)

部屋探しの際によくある「言葉の誤解」を解き明かします。

風呂トイレ一緒は浴室内にトイレがある間取り

一般的に「風呂トイレ一緒」と呼ばれるのは、一つの防水された空間(浴室)の中に、浴槽と洋式トイレが並んで設置されている間取りのことです。

ユニットバスのある間取り図

3点ユニットバスは風呂・トイレ・洗面台が一体になった設備

不動産用語では、浴槽・洗面台・トイレの3つが同じ空間に設置されているものを「3点ユニットバス」、浴槽と洗面台が同じ空間にあり、トイレが別になっているものは「2点ユニットバス」と呼ばれます。

3点ユニットバス
3点ユニットバス
2点ユニットバス
2点ユニットバス

ユニットバス=風呂トイレ一緒とは限らない

「ユニットバス」という言葉自体は、「あらかじめ工場で作られた天井・壁・床・浴槽などのパーツを、現場で組み立てて設置するお風呂」のことです。

トイレが同じ空間にあるかどうかを表す言葉ではありません。

浴槽と洗い場を備え、トイレや洗面台が別になっている浴室もユニットバスに含まれます。

賃貸サイトでは「バストイレ別」の有無を確認する

ポータルサイトで物件を検索する際は、「ユニットバス」という表記ではなく、必ず「バストイレ別」というチェックボックスにチェックを入れるか・外すかで、風呂トイレ一緒の物件を絞り込んでください。

風呂トイレ一緒の賃貸に住むメリット

風呂・トイレが一緒の物件は、不便なイメージが先行しがちですが、実生活において以下のような明確なメリットがあります。

家賃が安い物件を見つけやすい

最大のメリットです。バストイレ別の需要が高いため、風呂トイレ一緒の物件は競争率が下がり、バストイレ別物件よりも目に見えて安い家賃で募集されます。

駅近や好立地の物件を選びやすい

ターミナル駅の近くや都心部など、地価が高いエリアには、スペースを節約するために3点ユニットバスを採用したマンションが多く存在します。

好立地を狙う場合、水回りの条件を妥協することで希望の立地を予算内で探しやすくなります。

掃除する場所がまとまっている

浴室とトイレが同じ空間にあるため、床や壁などの水洗いが可能な部分をまとめて掃除しやすく、別々に磨いたりふき取りをする手間が省けます。

お風呂掃除のついでに、シャワーを使ってトイレの便器周りや洗面台、床の汚れを一気に洗い流すことができます。

水回りがコンパクトで一人暮らし向き

水回りのスペースを最小限に抑えているため、専有面積が同じ(例:20平米)バストイレ別の物件と比較すると、その分「居室」や「収納」が広く設計されているケースが多くなります。

※ただし、居室や収納の広さは間取りによって異なるため、風呂トイレ一緒という条件だけで判断せず、間取り図や内見で実際の広さを確認しましょう。

同じ予算で他の条件を優先しやすい

水回りを妥協することで浮いた予算を、「オートロック付き」「2階以上」「南向き」「独立洗面台はなくてもシステムキッチンあり」など、他の優先したい条件に回すことができます。

風呂トイレ一緒の賃貸に住むデメリット

入居後に「やっぱりやめておけばよかった」と後悔しやすい、リアルなデメリットです。

お風呂の後にトイレの床が濡れやすい

シャワーの使い方や浴室の構造によっては、シャワーを浴びた後にトイレ側の床まで濡れることがあります。

その場合、靴下を履いたままトイレに行けず、専用のスリッパを用意する・入浴後に床を拭くなどの手間が生じるため、濡れやすい範囲を内見時に確認しておきましょう。

湿気やカビが気になりやすい

お風呂の湯気や湿気がトイレ・洗面台にも充満するため、換気を怠ると壁やシャワーカーテン、便器の裏などににカビや黒ずみが発生しやすいです。

トイレットペーパーが湿気ることがある

入浴中のシャワーの飛沫がかかったり、浴室内の湿気がこもったりすると、トイレットペーパーが濡れたり、湿気を含んだりすることがあります。

ペーパーホルダーの位置や換気設備を確認し、必要に応じて防水カバーを使うなどの対策を取りましょう。

来客時に使いづらい

友人が遊びに来た際、「自分がシャワーを浴びている間は友人がトイレを使えない」「お風呂上がりの濡れたトイレを友人に使わせるのが申し訳ない」といった気まずさが生じます。

湯船にゆっくり浸かりにくい

洗い場がないため、浴槽の中で体を洗い、そのままお湯を張るか、お湯を抜いてから体を洗う必要があります。

日本の一般的な「体を洗ってから湯船に浸かる」という入浴スタイルが困難です。

清潔感が気になりやすい

排泄空間(トイレ)とリラックス空間(お風呂)が同じであるため、臭いが気になる人もいます。

トイレの臭いが残っている中でお風呂に入らなければならないなど、衛生的な嫌悪感を抱く場面があります。

収納スペースが少ないことがある

シャンプー、リンス、洗顔料、トイレットペーパーのストック、掃除用具などを置いておく専用の収納棚が備わっていない物件が多く、空間がごちゃつきやすくなります。


【風呂トイレ一緒の賃貸のメリット・デメリット比較表】

比較項目メリットデメリット・注意点
家賃同じエリアや条件のバス・トイレ別物件と比べて、家賃を抑えられる場合がある家賃差はエリア・築年数・広さなどによって異なる
居住スペース水回りをコンパクトにまとめることで、居室や収納を確保しやすい間取りもある実際の居室の広さや収納量は物件ごとに異なる
掃除水回りがまとまっているため、まとめて掃除しやすい浴槽・便器・洗面台を同じ空間で清潔に保つ必要がある
入浴・トイレ水回りが一か所にまとまっている入浴中はトイレや洗面台を使いにくい場合がある
湿気・水はね—シャワーの飛沫や湿気によって、トイレットペーパーなどが濡れることがある
収納・使い勝手—洗面用品やタオルなどの置き場所が限られる場合がある

※表の「居住スペース」は、風呂・トイレが一緒なら必ず居室が広いという意味ではありません。間取りによって異なるため、「確保しやすい間取りもある」としています。

風呂トイレ一緒で後悔しやすい人

以下の価値観やライフスタイルを持つ人は、毎日のストレスが大きくなるため避けた方が無難です。

毎日湯船に浸かりたい人

シャワーだけでなく、毎日しっかりとお湯を溜めてお風呂に入りたい人にとって、洗い場のないユニットバスは非常に窮屈で不便です。

水回りの清潔感を重視する人

「水滴が残っているのが許せない」「トイレと浴槽が近いのが生理的に無理」という潔癖な一面がある人は、精神的なストレスが大きいです。

湿気やカビが苦手な人

お風呂の湯気でトイレや洗面台まで常にジメジメとした空間になるため、水回りの湿気に強いストレスを感じる人には不向きです。

少しでも気を抜くとシャワーカーテンや壁にカビが発生しやすいため、毎日の拭き上げやこまめな換気作業を「面倒だ」と感じる場合は後悔に直結します。

来客が多い人

友人や恋人を頻繁に家に招く、あるいはお泊まり会をするような人は、水回りのプライバシーが確保できないためお互いに気を遣います。

朝の支度をゆっくりしたい人

洗面台が狭く、コンセントがない(または湿気で使いにくい)物件も多いため、ドライヤーやヘアアイロンを使った朝の身支度に時間がかかる人は特に不便を感じます。

内見時には、洗面台の広さやコンセントの位置、電気製品を安全に使用できる場所があるかを確認しましょう。

バストイレ別の生活に慣れている人

実家や前の家がバストイレ別で、「トイレの床は常に乾いているもの」という感覚が染み付いている人は、生活ギャップに適応しにくい傾向があります。

風呂トイレ一緒でも向いている人

逆に、以下のような人にとっては、デメリットよりもメリット(家賃・立地)が大きく上回ります。

家賃をできるだけ抑えたい人

「住居費を削って趣味や貯金に回したい」「奨学金の返済がある」など、経済的な目的が明確な人には最適な選択肢です。

シャワー中心の生活をしている人

「季節を問わず湯船には浸からない」「サッと汚れを洗い流せれば十分」というシャワー派の人であれば、洗い場がないデメリットをほぼ感じません。

駅近や立地を優先したい人

「残業が多いから絶対に駅徒歩5分以内がいい」「憧れの街に住みたいが予算が厳しい」という立地至上主義の人には、強力な妥協ポイントになります。

水回りに強いこだわりがない人

「トイレもお風呂も使えれば問題ない」「ビジネスホテルのユニットバスでも全く気にならない」という実用性重視のタイプ。

掃除や換気をこまめにできる人

お風呂上がりにサッと水切りワイパー(スクイージー)で水滴を落とし、常に換気扇を回しておく習慣が身についている人は、カビのトラブルを防げます。

一人暮らしで来客が少ない人

基本的に自分一人しか使わず、他人の目を気にする必要がない環境であれば、プライバシーや使用タイミングの重複問題は発生しません。

風呂トイレ一緒の物件で確認すべきポイント

内見時に必ずチェックしておきたい、住みやすさを左右する重要項目です。

換気扇の強さと作動音

窓がないユニットバスにおいて換気扇は命綱です。ティッシュペーパーを近づけて吸い付くか(吸引力が十分か)、異音がしないかを確認してください。

カビや黒ずみの有無

パッキン(ゴム部分)や天井にすでに黒カビが根付いている場合、換気能力が低い、または前の住人の使い方が悪く汚れが落ちきっていない証拠です。

排水口の臭い

水を流してみて、下水のような悪臭が上がってこないか確認します。排水トラップの構造が古い物件だと、お風呂の中に常に嫌な臭いが漂うことになります。

シャワーカーテンを設置できるか

シャワーカーテンを取り付けるための突っ張り棒や専用のレールがあるか。これが設置できないと、トイレ側が水浸しになります。

トイレットペーパーの置き場所

シャワーを浴びた際に、ペーパーホルダーに直接お湯がかからない位置に配置されているか、または防水カバーがついているかを確認します。

洗面台や収納の使いやすさ

歯ブラシや洗顔料を置くためのちょっとした棚があるか、鏡のサイズは十分か、身支度をする際に狭すぎないかをチェックします。

床が乾きやすい構造か

昔ながらのタイル貼りの床は、素材や構造によっては乾きにくく、冬場に冷たく感じることがあります。

水はけや乾きやすさに配慮した床材(水はけの良い樹脂素材など)が使われているか、換気設備が十分に機能しているかも確認しましょう。

風呂トイレ一緒で快適に暮らすコツ

風呂トイレ一緒の賃貸で快適に暮らすための必須アイテム(シャワーカーテン・水切りワイパーなど)

入居後、少しの工夫とアイテムで特有のストレスを劇的に軽減する方法です。

シャワーカーテンを使う

浴槽の内側にシャワーカーテンを垂らして入浴することで、トイレや洗面台への水しぶきを物理的にシャットアウトします。裾が浴槽の外に出ないよう注意が必要です。

入浴後は換気扇をしばらく回す

湿気対策の基本は、入浴後に換気扇を回して浴室内の湿気を排出することです。

換気時間は設備によって異なりますが、最低でも入浴後数時間は換気扇を稼働させ、もしばらく換気を続けましょう。

※ドアの開閉方法は、給気口の有無や換気設備の仕様によって異なるため、取扱説明書やメーカーの案内に従ってください。

床や壁の水滴を軽く拭く

100円ショップなどで買える水切りワイパー(スクイージー)や吸水スポンジを常備し、お風呂上がりにサッと水滴を落とすだけで、カビの発生率と床の乾燥スピードが格段に変わります。

トイレットペーパーは湿気にくい場所に置く

備え付けのホルダーにカバーをかけるか、入浴時だけペーパーを取り外して室外(居室)に避難させるのが最も確実な防湿対策です。

防カビグッズを活用する

入居直後や定期的な清掃後に「防カビ燻煙剤」を使用したり、壁や天井に貼るタイプのバイオ防カビ剤を設置したりすることで、黒カビの発生を抑制できます。

防カビ燻煙材
出典:Amazon
バイオ防カビ剤
出典:Amazon

収納ラックで水回りを整理する

シャワーフックに引っ掛けるタイプの収納ラックや、浴槽のフチに置けるコーナーラックを活用し、シャンプー類を直置きしないようにするとボトルの底のヌメリを防げます。

こまめに排水口を掃除する

3点ユニットバスは、浴槽・トイレ・洗面台が同じ空間にまとまっているため、排水口の詰まりや臭いが発生すると、水回り全体の快適さに影響します。

特に、浴槽や洗面台の排水口には髪の毛や石けんカスがたまりやすいため、定期的に取り除きましょう。

排水の流れが悪い場合や、掃除をしても臭いが取れない場合は、管理会社に相談することも大切です。

風呂トイレ一緒とバストイレ別はどっちがいい?

最終的な決断を下すための、比較の基準です。

比較ポイント風呂トイレ一緒(3点ユニットバス)バストイレ別
家賃相場安い高い
居室の広さ水回りがコンパクトな分、広く取りやすい水回りに面積を取られやすい
掃除の手間シャワーで一気に洗い流せるそれぞれ別々に掃除が必要
湿気・カビ換気しないとカビが生えやすい比較的換気しやすくカビにくい
おすすめな人家賃や立地重視・シャワー派快適さ重視・毎日湯船に浸かる派

快適さ重視ならバストイレ別が向いている

日々のリラックスタイムとしての入浴や、朝の身支度、衛生面でのノーストレスを求めるなら、家賃を上げてでもバストイレ別を選ぶべきです。

家賃重視なら風呂トイレ一緒も選択肢になる

固定費を限界まで抑えたい、あるいは学生時代の数年間だけの仮住まいと割り切れるのであれば、風呂トイレ一緒は非常にコストパフォーマンスに優れています。

立地を優先するなら妥協ポイントになりやすい

「どうしてもこの駅の駅近に住みたい」という絶対条件がある場合、予算内でそれを叶えるための最も現実的な妥協カードが「バストイレ一緒」になります。

長く住むならバストイレ別の方が満足しやすい

入居当初は我慢できても、2年、4年と長く住み続けるうちに、濡れた床や狭さへの不満が蓄積しやすくなります。

長期的な居住を想定する場合、湯船に浸かる習慣や水回りの使いやすさを重視する人は、バストイレ別が安心です。

予算と生活スタイルで判断する

「自分はお風呂に何を求めているか(湯船かシャワーか)」と「浮いた家賃で何をしたいか」を天秤にかけ、自分の価値観に合った方を選んでください。

風呂トイレ一緒の物件を選ぶときの注意点

いざ風呂トイレ一緒の物件に申し込む前に、見落としてはいけないポイントです。

家賃の安さだけで決めない

相場より極端に安い物件は、水回りだけでなく「壁が極端に薄い」「治安が悪い」など別の問題を抱えているリスクがあります。総合的な住環境を確認してください。

内見時に実際の狭さを確認する

実際に便座に座ってみて、ドアや浴槽に膝がぶつからないか、立ち上がる際に窮屈ではないか、自身の体格に合ったスペースがあるかを体感しましょう。

築年数が古い物件は臭いやカビを確認する

築年数が古い物件では、設備の劣化や清掃状態によって、排水口の臭いやカビが気になる場合があります。

表面的にクリーニングされていても、排水管の奥底からの悪臭や、見えない壁裏のカビが残っていることがあるため注意が必要です。

内見時は、浴室内の臭い、排水の流れ、パッキンや天井の汚れなどを確認しましょう。気になる点があれば、入居前に管理会社へ相談しておくと安心です。

換気しにくい物件は避けた方がよい

換気扇の吸い込みが弱い、十分な換気ができないといった物件は、湿気がこもり、カビや臭いが発生しやすくなる可能性があります。

窓や浴室単独の換気扇がない場合も、ほかの換気設備で十分に換気できるかを確認し、換気方法や設備の状態に不安があれば、申し込み前に管理会社へ相談しましょう。

写真だけでは清潔感がわかりにくい

ネット上の写真は広角レンズで明るく撮影されているため、タイルの目地の黒ずみや実際の圧迫感は伝わりません。必ず現地で実物を確認してください。

退去時のカビ汚れにも注意する

換気や清掃を怠り、通常の使用で生じる範囲を超えるカビ汚れが発生した場合、退去時に借主の負担で清掃や修繕が必要になることがあります。

入居後は定期的に換気・清掃を行い、設備の不具合や結露が続く場合は、早めに管理会社へ相談しましょう。

※費用負担はカビの発生原因や汚れの程度などによって異なります。

風呂トイレ一緒に関するよくある質問

風呂トイレ一緒の賃貸はやめた方がいいですか?

すべての人にとってNGというわけではありません。お風呂にゆっくり浸かりたい人や潔癖な人には向きませんが、家賃や立地を最優先したい人、シャワー派の人には合理的な選択肢です。

風呂トイレ一緒とユニットバスは同じですか?

違います。「ユニットバス」は工場でパーツを作って組み立てるお風呂の構造のことで、その中にトイレも組み込まれたものを「風呂トイレ一緒(3点ユニットバス)」と呼びます。

トイレが別になった「2点ユニットバス」「1点ユニットバス」も多く存在します。

3点ユニットバスとは何ですか?

1つの防水空間の中に「浴槽」「トイレ」「洗面台」の3つの設備がまとめて設置されている水回りの間取りを指します。ホテルなどでよく見られる形式です。

風呂トイレ一緒は家賃が安いですか?

はい。バストイレ別の物件と比較すると人気(需要)が下がるため、同じエリア・同じ広さの物件と比べて家賃が安く設定されるのが一般的です。

風呂トイレ一緒でも清潔に使えますか?

シャワーカーテンを使用し、入浴後に水滴を拭き取り、換気扇を回し続けるといった日々のケアを習慣化できれば、カビや臭いを防いで十分に清潔に保つことができます。

一人暮らしなら風呂トイレ一緒でも大丈夫ですか?

来客が少なく、自身のライフスタイル(シャワー中心の生活など)に合っていれば問題ありません。

逆に、友人をよく招く方や、毎朝の身支度をゆったり行いたい方には不便が多くなります。

風呂トイレ一緒で後悔しないためには何を確認すべきですか?

内見時に「便座に座ったときの窮屈さ(スペース)」「換気扇の吸引力」「排水口の臭い」「シャワーカーテンレールの有無」を必ず実物で確認してください。

まとめ

風呂トイレ一緒(3点ユニットバス)の賃貸物件は、床が濡れる不快感や湿気対策の手間、来客時の気まずさといった特有のデメリットがあるため、「毎日湯船に浸かりたい人」や「水回りの清潔感を重視する人」にはおすすめできません。

しかし一方で、都心部や駅近といった好立地の物件に、相場より安く住めるという圧倒的なメリットがあります。「シャワーだけで十分」「浮いた家賃を貯金や趣味に回したい」と割り切れる人にとっては、非常に賢い選択肢となります。

「やめた方がいい」という世間の声だけで候補から外すのではなく、内見で実際の広さや換気状態をチェックし、自分のライフスタイルや予算と照らし合わせて、納得のいくお部屋探しをしてください。

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